📌 この記事のポイント
- 介護転職の履歴書は「志望動機」と「自己PR」が合否を左右する
- 未経験・ブランクがあっても書き方次第でプラス評価にできる
- 転職サービスを使えばプロが履歴書を添削してくれる
介護転職の履歴書で採用担当が見るポイント
介護施設の採用担当が履歴書でチェックしているのは、主に以下の3点です。
- 志望動機:なぜこの施設・この仕事を選んだのか
- 自己PR:どんな強みや経験を活かせるか
- 資格・職歴:即戦力かどうか、成長意欲があるか
書類選考の通過率を上げるには、「なぜここで働きたいのか」を具体的に書くことが最も重要です。
履歴書の各項目の書き方
①基本情報(住所・連絡先)
記入ミスや不備がないよう丁寧に書きましょう。メールアドレスは普段使っているもので、スマホでも確認できるものを記載します。
②学歴・職歴
学歴は高校卒業から記載するのが基本です。職歴は「入社」「退職(一身上の都合により退職)」の形式で、時系列順に書きます。
【職歴の例文】
2018年4月 株式会社〇〇スーパー 入社
販売部門にて接客・在庫管理・スタッフ教育を担当
2023年3月 一身上の都合により退職
以上
③資格・免許
取得した順に記載します。介護関連の資格がない場合でも、普通自動車免許やその他の資格は記載しましょう。
| 状況 | 書き方 |
|---|---|
| 資格がある | 「介護職員初任者研修 修了」と正式名称で記載 |
| 取得予定 | 「介護職員初任者研修 取得予定(〇年〇月)」と明記 |
| 資格なし | 普通自動車免許など他の資格を記載。なければ「なし」 |
④志望動機【最重要】
志望動機は採用担当が最も重視する項目です。「なぜ介護職か」「なぜこの施設か」の2つを必ず盛り込みましょう。
【志望動機の例文:未経験者】
「祖父の介護を通じて、介護職の方々の専門性とやりがいに感じ、自分もこの仕事に携わりたいと思うようになりました。前職の接客業で培ったコミュニケーション能力を活かし、ご利用者様に寄り添ったサポートができると確信しています。貴施設が利用者様の自立支援を重視されている点に共感し、志望いたしました。入社後は介護職員初任者研修の取得を目指し、一日も早く即戦力として貢献できるよう努めます。」
【志望動機の例文:経験者】
「特別養護老人ホームで3年間、介護スタッフとして勤務してまいりました。より専門的なケアを学びたいという思いから転職を決意しました。貴施設が認知症ケアに力を入れていると伺い、自分のスキルアップと利用者様へのより良いサービス提供の両立ができると考え、志望いたしました。」
⑤自己PR
前職での経験・スキルを介護職にどう活かせるかを具体的に書きましょう。
【自己PRの例文:異業種からの転職】
「前職の飲食業では、5年間にわたりホールスタッフとして接客を担当し、幅広い年齢層のお客様と接してきました。高齢のお客様への丁寧な対応を心がけてきた経験は、介護職においても直接活かせると考えています。また、体力には自信があり、シフト勤務にも柔軟に対応できます。」
職務経歴書の書き方
職務経歴書は、履歴書よりも詳しく職歴・スキルをアピールする書類です。A4用紙1〜2枚にまとめます。
職務経歴書の構成
- 職務要約:3〜4行で経歴の全体像をまとめる
- 職務経歴:会社名・期間・業務内容・実績を記載
- 保有資格:介護関連資格を中心に記載
- 自己PR:強み・スキルを具体的に
【職務経歴書の例文(介護経験者)】
■職務要約
特別養護老人ホームにて3年間、介護スタッフとして従事。入浴・食事・排泄介助を中心に、認知症ご利用者様への対応を経験。介護職員初任者研修修了。チームリーダーとして新人スタッフの指導も担当。
■職務経歴
2021年4月〜2024年3月 社会福祉法人〇〇 特別養護老人ホーム〇〇
・要介護度3〜5の利用者30名の生活介護全般(食事・入浴・排泄・移乗)
・認知症利用者へのユマニチュード技法を活用したケア
・新人スタッフ3名のOJT指導
・ヒヤリハット報告書の作成・共有
ケース別:困ったときの書き方
ブランク(空白期間)がある場合
ブランクがあっても隠す必要はありません。理由を簡潔に書き、前向きな姿勢を添えることが重要です。
例:「2022年4月〜2023年12月:家族の介護のため休職。現在は介護が落ち着き、その経験を活かして介護職として働くことを決意しました。」
転職回数が多い場合
転職回数が多い場合は、それぞれの転職理由を前向きな表現でまとめましょう。「より専門性を高めるため」「規模の大きい施設で経験を積むため」など、成長志向として伝えます。
退職理由の書き方
履歴書には「一身上の都合により退職」とだけ書けば問題ありません。詳しい理由は面接で聞かれた際に答えます。面接ではネガティブな理由をポジティブに言い換える練習をしておきましょう。
| 本音の退職理由 | 面接での言い換え例 |
|---|---|
| 給料が低かった | スキルアップして収入を安定させたい |
| 人間関係が辛かった | チームワークを大切にした職場で働きたい |
| 夜勤が体力的にきつかった | 日勤中心で長く安定して働きたい |
転職サービスを使えば履歴書添削が無料でできる
介護専門の転職サービスに登録すると、担当アドバイザーが無料で履歴書・職務経歴書を添削してくれます。
- 施設ごとに合わせた志望動機のアドバイス
- 書類通過率を上げる表現への修正提案
- 面接でよく聞かれる質問の対策
一人で悩むより、プロのサポートを活用した方が転職成功率が格段に上がります。
よくある質問
Q. 履歴書は手書きとパソコンどちらが良いですか?
どちらでも問題ありません。介護業界では手書きにこだわる施設は少なく、パソコン作成の方が読みやすく修正も簡単です。ただし、求人票に「手書き指定」と書いてある場合は手書きにしましょう。
Q. 写真はどんなものを使えばいいですか?
スーツまたは清潔感のある服装で、3ヶ月以内に撮影した証明写真を使いましょう。笑顔で撮影するとよい印象を与えます。
Q. 資格取得中の場合はどう書けばいいですか?
「介護職員初任者研修 取得予定(2025年〇月)」のように、取得予定時期を明記しておくと積極的な姿勢が伝わります。
まとめ
介護転職の履歴書・職務経歴書で大切なのは、「なぜ介護職か」「なぜこの施設か」を具体的に書くことです。
- 志望動機は「介護への動機」+「この施設を選んだ理由」の2段構成で
- 未経験・ブランクは隠さず、前向きな言い換えで対処
- 転職サービスを使えば、プロによる無料添削が受けられる
書き方に迷ったら、まずは転職サービスに登録してアドバイザーに相談してみましょう。

介護福祉士・ケアマネジャー資格保有。特別養護老人ホームや訪問介護など複数の現場で15年以上勤務。「給料が上がらない」「職場の人間関係に疲れた」など介護職特有の悩みを自ら経験したからこそ書ける、リアルな転職情報を発信しています。


コメント