📌 この記事のポイント
- 「辞めたい」の原因が職場なのか・仕事自体なのかを見極めることが最重要
- 転職すべきサインが3つ以上あれば、転職を真剣に考えるタイミング
- 転職サービスに相談するだけでも、気持ちが整理されることが多い
介護職を辞めたいと感じるのはあなただけじゃない
介護職はやりがいがある一方で、心身ともに負担が大きい仕事です。「辞めたい」と思うことは珍しくなく、多くの介護職員が同じ気持ちを経験しています。
大切なのは、その「辞めたい」という気持ちの原因がどこにあるかを冷静に見極めることです。
介護職の離職理由ランキング(厚生労働省調査より)
- 職場の人間関係に問題があった
- 法人や施設の理念・運営方針への不満
- 仕事内容のわりに給料が低い
- 体力的に続けることが難しくなった
- 家族の都合(結婚・出産・介護)
「辞めたい」の原因を仕分けする
まず自分の「辞めたい」の原因が、「今の職場の問題」なのか「介護という仕事自体の問題」なのかを整理しましょう。
| 辞めたい理由 | 原因の種類 | 解決策 |
|---|---|---|
| 人間関係が辛い | 今の職場の問題 | 介護職のまま転職で解決できる |
| 給料が低い | 今の職場の問題 | 給料の高い施設に転職で解決できる |
| 夜勤がきつい | 今の職場の問題 | デイサービス・訪問介護への転職で解決 |
| 利用者への暴言・暴力がつらい | 今の職場の問題 | 施設・利用者層を変える転職で改善 |
| 介護そのものが向いていない | 仕事自体の問題 | 異業種への転職を検討する |
| やりがいが感じられなくなった | どちらか要確認 | 環境を変えてみてから判断 |
今すぐ転職すべき「危険なサイン」5つ
以下に当てはまる項目が3つ以上あれば、今すぐ転職を真剣に考えるべきタイミングです。
⚠️ 転職すべきサインチェックリスト
- 毎朝、仕事に行くのが怖い・憂うつで眠れない
- 体調不良(頭痛・胃痛・不眠)が続いている
- 職場でのハラスメント(パワハラ・セクハラ)がある
- 何ヶ月も給料・残業代が正しく支払われていない
- 「もうどうでもいい」「消えたい」という気持ちになる
特に心身の健康に影響が出ている場合は、すぐに転職活動を始めるべきです。仕事よりも自分の健康が最優先です。
少し様子を見ても良いケース
一方、以下の状況なら少し冷静になって考える時間を持っても良いかもしれません。
- 入社して3ヶ月未満で慣れていないだけかもしれない
- 一時的に業務が忙しかっただけで、通常期は落ち着いている
- 特定の人間関係のみが問題で、他の環境には満足している
- 感情的になっている状態で判断しようとしている
介護職のまま転職 vs 異業種への転職
介護職のまま転職すべき人
- 利用者様と関わることは好きで、今の職場環境だけが問題
- 資格・経験を活かして収入を上げたい
- 介護福祉士・ケアマネジャーを目指してキャリアアップしたい
異業種への転職を考えるべき人
- 介護の仕事自体に向いていないと感じる
- 体力的に限界で、介護の身体的な業務が続けられない
- 全く別の分野でやりたいことが明確にある
介護の経験・資格を活かせる隣接職種
- 障害者施設のスタッフ
- 医療事務・病院クラーク
- 介護用品メーカーの営業・サポート
- 介護施設の事務・相談員
- 保育士(介護経験が活きる)
転職活動の進め方【辞めたいと思ったらやること】
ステップ1:在職中に転職サービスに登録する
「辞める」と決めてからではなく、在職中に登録して情報収集から始めるのが鉄則です。感情的に辞めてしまうと、次の就職先が決まらない期間の収入がゼロになります。
ステップ2:アドバイザーに現状を話す
「転職を決意している」でなくても問題ありません。「こういう状況で悩んでいる」と話すだけでも、アドバイザーが客観的なアドバイスをくれます。
ステップ3:求人を見て選択肢を広げる
実際に求人を見ると「こんな職場があるんだ」「今より条件が良い施設もあるんだ」と気づきが生まれます。転職する・しないに関わらず、選択肢を知ることが大切です。
ステップ4:面接・内定を得てから退職届を出す
次の職場が決まってから退職の意思を伝えましょう。順番を逆にすると、空白期間が生まれてしまいます。
辞める前に試してみること
転職を決断する前に、以下を試してみるのも一つの手です。
- 上司・施設長に相談する:シフト変更・担当利用者の変更で解決できることもある
- 有給休暇を取得する:少し距離を置くと見方が変わることもある
- 部署移動・施設内異動を打診する:同法人内で異動できる可能性を確認する
ただし、心身への影響が深刻な場合は迷わず転職を優先してください。
よくある質問
Q. 「辞めたい」と思うのは甘えですか?
甘えではありません。介護職は感情労働・身体労働の両方が求められる非常に負荷の高い仕事です。「辞めたい」と感じること自体、あなたが真剣に向き合ってきた証拠です。自分を責めないでください。
Q. 転職回数が増えると不利になりますか?
介護業界は他業種と比べて転職に寛容です。理由をきちんと説明できれば、複数回の転職歴でも採用されます。転職サービスのアドバイザーが伝え方をサポートしてくれます。
Q. 転職先が決まる前に辞めても大丈夫ですか?
できる限り在職中に転職先を決めることをおすすめします。ただし、精神的・身体的に限界の場合は、まず退職・休養を優先することも選択肢です。雇用保険(失業給付)の受給条件を事前に確認しておきましょう。
まとめ
「介護職を辞めたい」と思ったとき、大切なのは感情的に動くのではなく、原因を整理してから行動することです。
- 今の職場が問題なら、介護職のまま転職で解決できることが多い
- 心身の健康に影響が出ているなら、迷わず転職を優先する
- 転職サービスに登録して、まずアドバイザーに相談してみるだけでも気持ちが整理できる
一人で抱え込まず、まずは無料で相談できる転職サービスを活用してみてください。

介護福祉士・ケアマネジャー資格保有。特別養護老人ホームや訪問介護など複数の現場で15年以上勤務。「給料が上がらない」「職場の人間関係に疲れた」など介護職特有の悩みを自ら経験したからこそ書ける、リアルな転職情報を発信しています。


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