📌 この記事でわかること
- 老健の仕事内容・1日の流れ
- 特養・有料老人ホームとの違い
- 給料・夜勤手当の相場
- 老健に向いている人・向いていない人
- 老健で働くメリットと注意点
「老健って特養と何が違うの?」という疑問を持つ方は多いです。老人保健施設(老健)は、病院と自宅・施設の中間に位置するリハビリ特化型の介護施設で、介護職員はリハビリチームと連携しながら働く点が特徴です。
老人保健施設とは
老健は、病院から退院した高齢者が在宅復帰を目指してリハビリを行う施設です。医師・看護師・理学療法士・作業療法士・介護職員がチームを組んで支援します。入所期間は原則3〜6ヶ月で、在宅復帰が目標のため利用者の入れ替わりが多いのも特徴です。
| 項目 | 老健 | 特養 | 有料老人ホーム |
|---|---|---|---|
| 目的 | 在宅復帰・リハビリ | 終の棲家 | 生活・介護 |
| 入所期間 | 3〜6ヶ月(短期) | 長期(終身) | 長期(終身) |
| 医師・看護師 | 常駐(医師必置) | 常駐 | 施設による |
| リハビリ専門職 | PT・OT・ST常駐 | 少ない | 少ない |
| 給料水準 | 高め(特養と同等) | 高め | 中程度 |
| 看取り | 少ない | 多い | 施設による |
老健の仕事内容・1日の流れ
老健の給料相場
| 雇用形態 | 月収目安 | 年収目安 |
|---|---|---|
| 正社員(夜勤あり) | 25〜32万円 | 300〜390万円 |
| 介護福祉士(夜勤あり) | 27〜35万円 | 330〜420万円 |
| パート(時給) | 1,100〜1,400円 | 扶養内〜130万円 |
医療系加算が充実しているため特養と同等〜やや高い傾向。退職金・賞与も充実した施設が多いです。
老健で働くメリット
- ✅多職種連携でスキルの幅が広がる 医師・看護師・PT・OT・STと連携することで医療知識・チームケアの経験が積める
- ✅利用者の回復・在宅復帰が喜びになる 「歩けるようになった」「家に帰れた」という達成感が大きい
- ✅看取りが少ない 特養と違い在宅復帰が目標のため、精神的な負担が比較的少ない
- ✅給料・待遇が高水準 医療系の加算が多く特養と同等か上回る給料水準
- ✅介護技術を本格的に磨ける 重度介助・医療的ケアへの対応でスキルアップできる
老健に向いている人・向いていない人
向いている人 ✅
- 多職種と連携して働きたい人
- 利用者の回復・成長に関わりたい人
- 医療知識を身につけてスキルアップしたい人
- 給料・安定を重視する人
- 看取りへの精神的負担を避けたい人
向いていない人 ❌
- 1人の利用者と長期的に関わりたい人(入れ替わりが多い)
- 夜勤・重度介助が難しい人
- アットホームな少人数施設が好きな人
老健への転職を成功させるコツ
ポイント①
「チームで働くことへの意欲」をアピールする
老健は多職種連携が必須。「医師・リハビリ職と連携してより良いケアを提供したい」という姿勢が採用担当者に響きます。
ポイント②
医療行為に関する基礎知識を事前に学んでおく
老健では医療的ケアへの理解が求められます。初任者研修・実務者研修で学ぶ内容が直接役立つため、転職前の資格取得が有利です。
ポイント③
施設の「在宅復帰率・医師の常駐体制」を確認する
老健によって在宅復帰への力の入れ方が異なります。在宅復帰率が高い施設ほど、やりがいを感じやすい職場環境が整っています。
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介護福祉士・元介護施設相談員。15年以上の現場経験をもとに、介護転職で失敗しないための情報を提供しています。保有資格:介護福祉士。特養・デイ・有料老人ホームでの勤務経験あり。


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