※本ページにはアフィリエイト広告(PR)が含まれます。退職金は施設・法人・就業規則によって大きく異なります。金額はあくまで目安として参考にし、実際の有無や額は勤務先の就業規則・退職金規程で必ず確認してください。評価は介護現場15年・施設側で採用も担当してきた筆者の経験と公開情報にもとづきます。
「介護職に退職金ってあるの?」「あるとしたら、いくらもらえる?」——長く働くうえで気になるお金の話です。この記事では、施設側で採用も担当してきた筆者が、介護職の退職金の有無・相場・施設別の傾向・確認方法まで正直に解説します。
結論から言うと、介護職の退職金は「ある施設」と「ない施設」に分かれます。社会福祉法人や大手ではある傾向、小規模・新しい事業所ではないこともあります。相場は勤続年数で大きく変わります。
介護職に退職金はある?【結論:施設による】
退職金は法律で義務づけられた制度ではなく、各法人が就業規則で定めるものです。そのため「ある・ない」は勤務先しだいになります。
- ある傾向:社会福祉法人、医療法人、歴史のある大手民間。退職金共済に加入しているケースが多いです。
- ない・少ない傾向:小規模事業所、設立して間もない事業所。制度自体がないこともあります。
「今の職場に退職金があるか分からない」という人は意外と多いです。まずは就業規則を確認するのが第一歩です(確認方法は後述)。
退職金の相場(勤続年数別の目安)
退職金は勤続年数が長いほど増えるのが基本です。あくまでざっくりした目安ですが、イメージとして整理します。
| 勤続年数 | 退職金の目安イメージ |
|---|---|
| 3年程度 | 数万円〜十数万円(少額、または対象外のことも) |
| 5〜10年 | 数十万円程度 |
| 10〜20年 | 百万円前後〜 |
| 20年以上 | 数百万円になることも |
ポイントは、「勤続年数が短いと対象外・少額」になりやすいこと。多くの制度で「勤続◯年以上」という支給要件があります。
施設・法人タイプ別の傾向と「共済」の仕組み
介護業界の退職金は、法人が加入する「共済制度」から支払われるケースが多いです。代表的なものを知っておくと、確認がスムーズです。
- 社会福祉法人:福祉医療機構(WAM)の退職手当共済や、都道府県の社会福祉協議会の共済に加入していることが多い。
- 民間・医療法人:中小企業退職金共済(中退共)や独自の退職金制度など、法人によりさまざま。
- 小規模事業所:共済未加入・制度なしのこともある。
共済に加入していれば、勤続年数に応じて共済から退職金が支払われます。転職時も、同じ共済制度内なら通算できる場合があります。
自分の職場に退職金があるか確認する方法
- 就業規則・退職金規程を見る:退職金の有無・支給要件・計算方法が書かれています。職場に備え付けが義務づけられています。
- 共済加入の有無を確認する:「退職手当共済に加入していますか?」と総務・事務に聞けばOK。
- 入職前なら求人票・面接で確認:「退職金制度はありますか?」は面接で聞いて問題ありません。長く働く前提の質問なので好印象です。
退職金で損しないための注意点
- 勤続年数の「壁」に注意:あと少しで支給要件を満たす、支給額が上がる、という場合は、退職時期を少し調整するだけで差が出ることがあります。
- 自己都合と会社都合で額が変わる:制度によっては会社都合のほうが有利なことがあります。
- 転職で通算されるか確認:同じ共済制度なら通算できる場合も。転職前に確認しておくと安心です。
退職金だけでなく、日々の給料や手取りも含めて職場を選ぶことが大切です。介護の施設別給料比較や介護職の手取り給与の見方もあわせてどうぞ。
よくある質問
Q. 何年働けば退職金が出ますか?
制度によりますが、「勤続3年以上」などの要件が多いです。1年未満だと対象外のことがほとんど。詳細は退職金規程で確認しましょう。
Q. パート・非常勤でももらえますか?
正社員のみ対象の制度が多いですが、共済によっては短時間勤務者も対象になる場合があります。勤務先に確認してください。
Q. 転職したら退職金はリセットされますか?
基本的に勤続年数は職場ごとにカウントされますが、同じ共済制度内での転職なら通算できる場合があります。転職前に確認しておくと有利です。
まとめ:退職金は「就業規則で確認」が鉄則
- 介護職の退職金は施設・法人による。ある所とない所がある
- 相場は勤続年数で大きく変わる。短いと対象外・少額になりやすい
- 社福・大手はありがち。共済制度から支払われることが多い
- 有無・額は就業規則/退職金規程で確認するのが確実
退職金の有無は、長く働くうえで意外と大きな差になります。転職を考えるなら、退職金や待遇も含めて職場を比べるのがおすすめです。介護転職サイトを目的別に比較するで、待遇重視で探せるサービスを選んでください。

介護福祉士。介護業界で15年、現場の介護職員として勤務した後、施設の相談員として採用面接・求人対応を担当。「採用する側」と「働く側」の両方を知る立場から、介護職の転職情報を発信しています。
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